【ブライス・ダラス・ハワードが噛みしめる】『「ジュラシック・ワールド」との8年間「いつかクレアとして戻ってきたい!」』についてTwitterの反応
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【ブライス・ダラス・ハワードが噛みしめる】『「ジュラシック・ワールド」との8年間「いつかクレアとして戻ってきたい!」』についてTwitterの反応

世界的大ヒットシリーズの完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(公開中)で、前2作に続いてヒロインのクレア・ディアリングを演じたブライス・ダラス・ハワードが日本公開にあわせて来日。8年間にわたったシリーズへの想いと、最新作の撮影秘話を独占インタビューした。

■「レジェンドキャストたちは、本当に信頼できるすばらしい俳優たちでした」


(出典 yanajun.com)

火山の大噴火でイスラ・ヌブラル島の恐竜たちが世界中に解き放たれた、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)の衝撃のラストから4年。最新作では人間と恐竜が共生する社会を舞台に新たなる冒険とクローン技術をめぐるサスペンスフルなドラマが描かれるが、ハワードは「1作目を撮った時は、できれば2作目、3作目もやりたいという気持ちはあったものの、観客に受け入れられるかどうか分からなかったので、2作目以降の展開は知りませんでした」と振り返る。

「ただ、コリン・トレボロウ監督の頭のなかには、『ジュラシック・ワールド』と『ジュラシック・パーク』の登場人物たちの物語が折り重なるという構想が1作目の時からあって。そのことは知っていました」と続ける。

「けれど、ローラ・ダーンを始めとしたレガシー・キャストの方々がいわゆるカメオ出演ではなく、大きな役割を持って登場することは知らなかったから、今回のシナリオを最初に読んだ時は本当にワクワクしました。今作が描く、クレアとオーウェン(クリス・プラット)の関係性の変化もすごく気に入っています。いままでの2人は、一緒になるのかならないのか、よく分からないところがあったけれど、最新作ではお互いに愛し合っている家族のような健全な関係になっていたから。前2作と違い、クレア単独のアクションシーンがたくさんあることにも興奮したのを覚えています」。

そううれしそうに話してくれた彼女に、「ニューヨークやロサンゼルスなどの都市で恐竜と人間が戦う展開は期待していませんでしたか?」という質問を敢えてぶつけてみた。すると、「本作が描くのは前作のラストから4年後ですから、時間軸的に分けられていて、恐竜たちがいるのが当たり前の世界になっているところから物語が始まるんです」と前置きしたうえで、思いがけない情報を教えてくれた。

「ただ、そこは劇場公開バージョンではない、エクステンデッド・カットが満たしてくれると思います。実は“ジュラシック”のフランチャイズの技術を使った、都市を徘徊する6500年前の恐竜やドライブインにいるT-レックスの映像も撮っていて。それも迫力の映像なので楽しんでもらえると思います」。

本作の一番の注目ポイントは、ハワード本人も語っているように、「ジュラシック・パーク」シリーズ(93、97、01)に出演していたローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムが当時と同じ古植物博士のエリー、古生物学者のアラン、数学者イアンとして再登場していること。物語に大きく関わる3人との共演は、ハワードにとっても大きな刺激だった。

「3人は遊び心があって、愛情深くて、カリスマ性がある。1993年の彼らの仕事が私たちに与えた影響は計りしれないけれど、今回の現場ではそれを肌で感じることができました。サム・ニールはユーモアの精神に溢れているし、ローラ・ダーンの人間味を毎秒ごとに感じることができた。ジェフ・ゴールドブラムは本当に天才ですしね。そんな彼らが常にそこではなにが可能なのかを示してくれたから、私たちの芝居の標準も高められました。同じシーンを一緒に演じるパートナーとして、本当に信頼できるすばらしい俳優さんたちでしたね」。

■「恐竜と人間のドラマが重なり、ブルーもクレアも母親になった」


(出典 realsound.jp)

本作ではハワードがシナリオを読んで興奮した、クレアのアクションシーンも満載だ。マルタ島では恐竜に追われて全力で逃げたり、恐竜に見つからないように池の中で息を潜めていたり、身体を張った危険なパフォーマンスが連続! そこで「一番過酷だったアクションは?これは流石に無理!と思ったものは?」と聞くと、思い出したように笑うハワード。「もっとも過酷でチャレンジングなアクションは、実はやらなくて済んだんです(笑)。もちろん自分でなんでもやりたいとは思っていたんですけど、飛行機から実際に飛び降りるアクションを提案された時だけは『ちょっと、それだけは…』って言っちゃいましたね」と告白する。

「そういう、私にはできない危険なアクションシーンでは、スタント・ダブルのサラ・サクランがすばらしい仕事をしてくれました。でも、自分もよくやったと思っています。私が激しいアクションもこなせるようにサラがトレーニングしてくれたから、とても楽しい経験ができた。なかでも水中のシーンは、もっとも楽しかったものの一つ。服を着たまま水に浸かるシーンの撮影は何度もできないから、なるべくワンテイクで終わらせなければいけない。今回はけっこう長い時間潜っていなければいけなかったから大変だったけれど、失敗はできないから、どうしたらちょうどいい位置で浮いていられるんだろう?ということを自分で考えながらやってみました。それがとても楽しかったんです(笑)」。

映画制作は監督やプロデューサー主導で、俳優陣は駒のように扱われているように思われがちだが、少なくとも本シリーズの制作スタイルはその悪しきイメージとはかけ離れている。実際、ハワードやプラットが前2作で閃いたことなどをトレボロウ監督に伝え、それが採用されたシチュエーションや設定もあるという。

「確かに、前2作の現場でクリスはコリンといろいろなことを話していたし、即興でやって見せたりもしていました。それは本当に楽しい、すばらしい時間で、私は2人のやりとりや、自分やほかのキャストが発言したことを書き留めていて。コリンが『そのメモを見せて欲しい』と言ったことがあるんです」と打ち明ける。「いまとなっては、どれが誰のアイデアだったのかを思い出すのは難しいけれど、そのメモのトップに書いたもっとも重要な項目が、『ブルー』と呼ばれる恐竜のヴェロキラプトルが自分の子供を産むというものだったんです」。

ハワードのこのコメントには驚いた。なぜなら、本作ではブルーとその子どもベータのドラマが、クレアとオーウェンが育てているクローンの少女メイジ―(イザベラ・サーモン)とのドラマと重なり合うように描かれ、それが恐竜と人間の共生をめぐる本作の核になっているのがすばらしいと思っていたからだ。そう伝えると、ハワードもやや興奮気味に「自分は、イザベラが演じたメイジーにすごく共鳴したんです」と少し語気を強めた。

「メイジ―は私の息子と同い年なんですけど、私には彼女みたいな娘もいるんです。その娘と一緒に本作を観ていたら、彼女がクレアとメイジーが衝突するシーンのあとで『私もこうだったよね、ごめんね』という思いがけない反応をしたんです(笑)。クレアと私はそんな子育ての同じステージに立っていたこともあったし、ブルーも母親になった。このシリーズでは進化の可能性とそれが別の結果をもたらすことも示唆しているけれど、もともとはオーウェンの子どものような存在だったブルーが親になり、甥っ子たちをハグできないような女性だったクレアも母親になった。そういう成長のプロセスを示した恐竜と人間の2つのドラマがリンクしていて、本当にすばらしいと思います」。

■「このシリーズで、初めて同等に接していける仲間を得られました」


(出典 img.cinematoday.jp)

30年近くの長きにわたるシリーズの最終章なので、改めて製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグとの想い出についても聞いてみると「スティーヴンはいつも温かい眼差しで、私たちを応援してくれていて。『映画の権限は常にコリン・トレボロウにある』という環境にしてくれました」という「映画の申し子」ならでの素敵なエピソードを披露してくれた。

「スティーヴンがセットに足を踏み入れると、どうしてもみんなそっちに気を取られてしまうので、彼が現場に来ることはなくて。コリンと常に密接に連絡を取り合い、スティーヴンの希望も彼が聞き入れていました。個人的には、シリーズの1作目でクレア役に決まった時に電話で『おめでとう』って言ってくださったことが忘れられない想い出ですね。本作に関しても数か月前に素敵な会話をすることができたし、撮影中はフィルムメイカーでもある彼の娘のデストリー・スピルバーグやローラ・ダーンと同じホテルに寝泊まりして楽しい時間を過ごすことができました」。

それにしても、8年間にもわたって同じシリーズで、同じ役を演じ続ける経験はなかなかできることではない。ブライス・ダラス・ハワードにも、かけがえのない大きなものをもたらしたようだ。「とても大きな力を与えられました」とハワードは自らが口にした言葉を噛み締める。

「シリーズが継続するなかで、とても意義のある経験をしました。多くの友情が芽生えて、一緒に共同作業ができる人たちとも出会い、(ディズニープラスのドラマシリーズの)『マンダロリアン』で監督業を始めることもできた。初めて同等に接していけるパートナーを得られたような気もしています。クリスもコリンも年齢的に近かったし、8年間の技術の進化を目の当たりにしたり、それをコリンがどれだけ有効活用するのかも見ることができて、フィルムメイカーとしても刺激を受けることがたくさんありました。とてもすばらしい時間だったと思います」。

貴重なエピソードを楽しそうに話してくれたハワード。張りのある声からその充実ぶりが伝わってきたが、最後には茶目っ気たっぷりに「10年後でも20年後でもいいけれど、新たな世代のストーリーテラーが私をクレア役で呼んでくれたらうれしい」と言って、悪戯っ子のような笑顔を見せた。

「60代、70代になっても構わない。クレアとして戻ってくることができたら最高ですね」。

取材・文/イソガイ マサト

出典:MOVIE WALKER PRESS

ブライス・ダラス・ハワードが噛みしめる、『ジュラシック・ワールド』との8年間「いつかクレアとして戻ってきたい!」
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2022-08-14 18:34:58

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マクフライ・まもる
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2022-08-14 11:24:34

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2022-08-12 12:00:53

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